井上武志税理士事務所
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今年の締めくくりに見直すべき経営の4大課題! 来年の成長戦略をつくるための整理ポイント

2025.12.12

今回のテーマは、
「今年の締めくくりに見直すべき経営の4大課題!
来年の成長戦略をつくるための整理ポイント」です。

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■ はじめに ━━━━━・・・・・‥‥‥………
1年の締めくくりは、経営を見直す絶好のタイミングです。
「売上」「資金」「人材」「承継」など、
後回しになっていた課題はありませんか?
いま自社の状況を整理し、来年へ向けて
確かな一歩を踏み出す準備を進めるチャンスです。

■ 経営のお悩み対策4選 ― 専門家と一緒に次の一歩を ━━━━━・・・・・‥‥‥………
【1.売上を増やしたい】
既存顧客だけでは持続的な成長は難しく、
企業が将来も成長し続けるためには、
新しい顧客や販路の開拓、商品・サービス開発に
継続的に取り組むことが欠かせません。

<補助金や支援制度を活用してみよう!>
・ものづくり補助金
  新製品や新サービスの開発、海外市場開拓等を支援

・新規輸出1万社支援プログラム
  国内取引での輸出から海外バイヤーとの商談まで
  「はじめて輸出」を支援

<売上を増やすためのヒント!>
・営業力の強化、展示会の出展、ネット通販への取組
  また、国内だけでなく海外への販路拡大

販路開拓や商品開発は負担が大きいため、
専門家の支援を受けることで成功しやすくなります。
不足する経営資源を補い、計画的に進めることが大切です。

【2.資金繰りを改善したい】
資金繰りは放置するとリスクが高まるため、
早めの状況把握と対策が重要です。
専門家と連携すれば改善策が広がり、
金融機関の理解も得やすくなります。
早期対応こそが事業の安定につながります。

<補助金や支援制度を活用してみよう!>
・収益力改善支援
  収益力低下、借入金増加などのおそれのある
  中小企業を対象に収益力改善を支援

・プレ再生支援・再生支援
  収益性のある事業はあるものの、
  財務上の問題がある中小企業者を対象に再生支援

・再チャレンジ支援
・早期経営改善計画策定支援
  自社の財務状況や課題を正確に
  把握することが重要です。
  そのうえで、収益改善の事業計画づくりや
  返済スケジュールの見直しなど、
  具体的な対策を進めます。

【3.事業承継が気になる】
経営者の高齢化により事業承継は重要な課題です。
会社の現状や課題を見える化し、
強みを磨いたうえで「事業承継計画」を作成し、
計画的に引き継ぎを進めます。

<補助金や支援制度を活用してみよう!>
・事業承継・M&A補助金
  事業承継を契機として経営革新等を行う
  中小企業・小規模事業者を支援

・経営承継円滑化法による支援
  税制支援、金融支援等により、
  中小企業の事業承継を総合的に支援

・事業承継・集約・活性化支援資金
  事業を承継・集約される中小企業者の
  資金調達の円滑化を支援

事業承継は、経営者が事業承継の必要性を
認識することから始まります。
事業承継の一連の流れについて理解するためにも
まずは、専門家に相談しましょう。

【4.人材を確保・育成したい】
少子化で中小企業の人材不足は深刻化しています。
人材確保には求人像の見直しや育成、
働きやすい環境づくりが重要です。
人手不足には業務改善や省力化機器の導入も有効です。

<補助金や支援制度を活用してみよう!>
・中小企業省力化投資補助金
  本補助金で支援する省力化・自動化機器の
  設備投資は人手不足の解消にもつながります

・キャリアアップ補助金
  非正規雇用の労働者の企業内でのキャリアアップを促進

・65歳超雇用推進助成金
  65歳以上への定年引上げ、
  高年齢者の雇用環境の設備等を支援

求人だけでは人材確保は難しく、組織や業務の見直し、
働きやすい環境づくりが不可欠です。
加えて、将来を担う人材の育成も
同時に進める必要があります。

■ 最後に ━━━━・・・・・‥‥‥………
専門家の支援を受けながら、
自社の強み・課題を整理してみませんか?
今年を締めくくる今だからこそ、
来年を見据えた経営改善の第一歩を。

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